診療内容|はたにクリニック-内科・循環器内科・心臓リハビリテーション

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主な診療内容

Intenal medicine

一般内科

はたにクリニック待合廊下写真

風邪を引いた、インフルエンザ、頭痛がする、発熱など日常によくある急性疾患や高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病の診断・治療をおこなっています。 また、インフルエンザなどのワクチン接種、健康診断、往診もおこなっております。お気軽に来院ください。

サイレントキラーという言葉を知っていますか?

サイレントキラーとは『静かなる殺し屋』や『沈黙の殺し屋』と訳されて、医療業界では高血圧・脂質異常症・糖尿病などがそう呼ばれます。
その理由は自覚症状がほとんどないまま、体の中で動脈硬化を静かに進行させるからです。
そのまま病気に気づかずに、また気づいても「自分は大丈夫」と治療をせずに放っておくと、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞など『生死にかかわる病気」を起こすだけでなく、病気から「生涯続く後遺症」をも、ひきおこしてしまいます。

 

些細な事、これくらいの事と思っても、少しでもいつもと違う感じがある場合は、迷わずご来院ください。

 

連携医療機関

当院は、精密検査が必要と判断した場合、下記の医療機関をご紹介いたします。

 

神戸医療センター、高橋病院、新須磨病院、尾原病院、野村海浜病院、神戸市立医療センター中央市民病院、神戸大学医学部付属病院

 

栄養指導

糖尿病や高血圧、脂質異常症、減量など食事療法が必要な患者様に対して、個別の栄養指導をおこなっています。
栄養指導:月曜、金曜の午後 完全予約制
お気軽にご相談ください。

 

第1段階認知機能検診

神戸市では、65歳以上の市民を対象に早期受診を支援する「診断助成制度」と、認知症の方が外出時などで事故に遭われた場合に救済する「事故救済制度」を組み合わせて実施する制度があります。
当院では、第1段階 認知症検診(無料)をおこなっております。

詳しくは「認知症神戸モデル」をご覧ください >>>

はたにクリニック待合廊下写真

Cardiology

循環器内科

循環器内科-心臓、血管のイメージ画像

循環器疾患とは心臓を取り巻く血管・弁・筋肉に由来する病気や心臓から出た大血管の病気です。
これらの病気は先行する自覚症状なく突然あなたの生活の質を大きく低下させる病気です。

リストマーク早期に適切な診断と治療をすることが何より重要です。

心臓と血管の病気は突然訪れる

突然発症し「命」にかかわることがある。
命に直結する病気であるが「症状が強いとは限らない」。

 

循環器疾患にならないために、元となる生活習慣病(高血圧・脂質異常症、糖尿病・肥満など)を日頃から適切に管理することは更に重要です。

心臓リハビリ外来

はたにクリニックリハビリ室

当院では医師、理学療法士、看護師、検査技師、など多くの専門医療職が、患者さん一人ひとりの状態に応じた効果的な心臓リハビリプログラムを提案し、実施しています。

心臓リハビリテーション(心臓リハビリ)とは、心臓病の患者さんが、体力を回復し自信を取り戻し、快適な家庭生活や社会生活に復帰するための総合的活動プログラムです。
心臓リハビリを行うことで病気の再発や再入院の予防を効率よく行うことができることが世界中で証明できています。

はたにクリニックリハビリ室
糖代謝異常のイメージ写真

糖代謝異常

糖代謝異常のイメージ写真

糖代謝異常では血糖が正常な正常型とあきらかな高血糖があり健康を害する糖尿病型と両者の「中間の境界型」があります。

リストマーク境界型(いわゆる糖尿病予備軍といわれています)

境界型には糖尿病に移行しやすい、食後の血糖値が高いと、動脈硬化症が起こりやすいという、大きな問題があります。
また境界型の人の4~6%は毎年、糖尿病へ悪化します。
適度な運動と、減量で糖尿病に移行するのをある程度、防げることがわかっています。
減量は、体重の5~10%減らすだけでも、効果があると考えられています。
境界型の方は、糖尿病に移行していないか調べるために、定期的にブドウ糖負荷試験を受けることをおすすめします。

糖尿病

糖尿病患者さんのイメージ写真

糖尿病型には2種類のタイプがあり、体質によって糖尿病になる「1型糖尿病」と生活習慣病と言われる「2型糖尿病」に分かれます。

多くの方は2型糖尿病にかかります。
2型糖尿病は血糖を調整するホルモンであるインスリンの分泌低下と抵抗性をきたした生活習慣(環境因子)と生まれ持った体質(遺伝的要素)の組み合わせの結果でインスリン本来の機能が果たせず、血糖値が高くなって2型糖尿病を発症してしまいます。
糖尿病は血糖の高い状態(高血糖)だけでは症状がありませんが、高血糖が持続することで神経、目、腎臓といった臓器を障害し、くわえて動脈硬化を促進し心筋梗塞、脳梗塞をより若い年齢で発症するようになります。

糖尿病患者さんのイメージ写真
高血圧のイメージ写真

高血圧

高血圧のイメージ写真

高血圧とは病院などで測定した血圧値が、140/90mmHg以上の状態を、自宅で測定する家庭血圧で、135/85mmHg以上が高血圧とされます。
近年では自宅での血圧をより重視する傾向にあります。

高血圧が問題なのは、血管壁は、健康の方では、しなやかな状態ですが、血圧が高い状態が長く続くと血管壁にはいつもストレスがかかった状態のため次第に厚く、硬くなります。 このストレスが長くかかった結果、動脈硬化が進行し様々な血管に由来する、狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞、大動脈瘤、腎機能低下、眼底出血などの原因となります。
また、心臓は高い血圧にうち勝つために無理をすることになり、心臓肥大が起こり、心不全になることもあります。
こうした合併症を予防するためには、高血圧にならないように注意し、既に高血圧の人は血圧を正常化することが必要です。

高血圧患者さんの年齢・
病態別の降圧目標

  診察室血圧 家庭血圧
75歳 未満 目標 130/80mmHg未満 125/75mmHg未満

ただし、以下の病態では、右の値を目標とする。

  • 脳血管障害
    (両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞あり、または未評価)
  • 尿蛋白院生のCKD

140/90mmHg未満

130/80mmHg未満への
降圧は個別に判断

135/85mmHg未満

125/75mmHg未満への
降圧は個別に判断

75歳 以上 目標 140/90mmHg未満 135/85mmHg未満

ただし、以下の病態では、右の値を目標とする。

  • 脳血管障害
    (両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞なし)
  • 冠動脈疾患
  • 尿蛋白陽性のCKD
  • 糖尿病
  • 抗血栓薬内服中

忍容性があれば

130/80mmHg未満

忍容性があれば

125/75mmHg未満

脂質異常症

脂質異常症のイメージ写真

脂質異常症(高脂血症)は脂質の成分が動脈の壁にくっついて血管を硬く、狭くして(粥状硬化症)動脈硬化を引き起こします。

LDL(悪玉)コレステロール値が140mg/dl以上を高LDLコレステロール血症。
トリグリセライド値が150mg/dl以上を高トリグリセライド血症。
HDL(善玉)コレステロール値が40mg/dlより低いと低HDLコレステロール血症といいます。
血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を脂質異常症といいます。

 

LDLコレステロールが単独で高くてもこれのみで動脈硬化を促進するので注意が必要です。

脂質異常症のイメージ写真
肥満症治療のイメージ写真

肥満症治療

肥満症治療のイメージ写真

肥満は一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状況(BMI>25以上)、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況で、病気を意味するものではありません。
しかし、「肥満」に伴って健康を脅かす合併症が有る場合、または合併症になるリスクが高い場合、それは単なる「肥満」ではなく「肥満症」と診断され、医学的な減量治療の対象となります。

また、健康診断などで指摘される「メタボリックシンドローム」は別名「内臓脂肪症候群」といわれ、「肥満」である、ないに関わらず、内臓脂肪の蓄積および血圧、血糖値、血清脂質値のうち2つ以上が基準値から外れている場合に診断されます。

 

※BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}